天からの「ひらめき」がくる人とは





ア カ シッ クレコ ー ド か ら
「 ひ ら め き 」を も ら う 方 法






よくアイデアや知恵が「天からひらめく」って言うでしょ?


この ひらめきには、ひらめく元があるんです。

これを、外国では「アカ シックレコード」って言って、宇宙の中心に知恵の塊が集まっている 場所があるの。


データベースみたいなものだね。


ここには、過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれている。


不幸になって死んだ人や苦労して死んだ人のこと、反対に明るく楽しく 生きた人、幸せな中で死んだ人、すべての人の知恵が入っているんだ よね。


ひらめきってね、このアカシックレコードからやってくるんだよ。


どうしたら、アカシックレコードにつながることができるか?


これが面白いんだけど、ワクワクして楽しいことをしていると、つながるんです。


楽しいこと、ワクワクすることをしている人に、ひらめき がくるの。


神さまは「愛と光」だから、人間を苦しめるようなことをするはずがないんだ。


楽しく生きて、楽しく感じながら生活している人に、神さまはアカシックレコードを通して、泉のように知恵を与えてくれる。


よく、人は、苦労の後に幸せがくるって思っているけど、そうではないんだ。


苦労の後には、苦労しかない。


そしてね、覚えておいてほしいんだけど、たとえ、どんな苦しいことでも、人は楽しくやることができるんだ。


とにかくワクワクして、楽しいことをしていたら、虚空蔵の知恵が湧いてくるんだよ。


一人さんは、いつも「楽しくして、ワクワクしているのが仕事」っ て言っているけど、実際楽しく過ごしていると、アカシックレコードからいろんなひらめきがやってくる。


商品のネーミングを考えていたら、偶然見ていたテレビでピンとくる言葉を聞いたり、酵素入りの商品を作りたいと思っていたら、酵素 の研究家が商品を持ちこんできたり。


マーケティングなんかしなくて も、世間が求めている物がわかっちゃったり。


このひらめきで、仕事も遊びも人間関係もなにもかもうまくいってしまうんだよね。


だからさ、ワクワク楽しいことをしてごらん。


令和時代は、頭脳労働の時代。


アカシックレコードから「ひらめ き」をいただくことで、仕事もプライベートも、なにもかもうまくいくようになるんです。






自分が大きくなれば、 心にある刀の先が丸くなる






一人さんと住む世界が違う人の中にはね、他人に対して、「イヤだ な」「ムカつくな」「苦しいな」って思うことがあるらしい。


「イヤだ」「ムカつく」と思うってことは、それなりのワケがあるん だよね。


嫌味なことを言われたとか、意地悪をされたとか、自分の意 見とは違うことを押しつけられたとか。


こういう相手に対するイヤな思いって、自分の中で理解して、もし 自分で変えるべきと思うところがあれば改善すればいいだけなの。


そして、いらないものは早く捨てること。


ムカついた気持ちはドンドン捨てて、いい人との時間を楽しめばいいんだよ。


方法はいろいろあるんだ。


ただね、まずは今の自分を変えることが大前提だよ。


いつも笑顔をたやさない、楽しいオーラでいる、自分だけは機嫌よ くいる、ワクワク楽しい妄想をする......そんな気持ちでいると、心の中にある刀が大きくなるんです。


刀が大きくなると、鋭かった先端が 丸くなっていくだろ?


想像してごらん。


自分がぐーんと大きくなれば鋭かった心の刀が、丸くソフトになっていくんだよ。


つま楊枝だって、小さいから先端で刺されたら痛く感じるけど、 バットくらい大きくなれば先端は丸くなって、触っても痛くないだろ?


そのイメージで、自分自身を大きく、どんどん大きくしていきな。


心の中で尖っていた部分、鋭いところが丸くなるよ。


さあ、一緒に想像してみよう。


今のありのままの自分で、大きくなる、大きくなる、もっと大きくなる......。


そうすれば、他人のことなんて、まったく気にしなくなる からね。






令 和 の 今 、自 分 に 素 直 な 子どもが優等生なんだよ







子どもについての相談をうけることがあるんだ。


「勉強したくないと、口答えをする」「学校に行きたがらない」「友だちと遊んで、夜遅くに帰宅する」。


そういう内容が最近多いんだよね。


いいかい、今の子どもって頭がいいんだよ。


自分のイヤなことはやりたがらないし、やりたいことは反対されてもやる。


親の意見や、世間の考え方を受け入れない。


自分を持っている子が多いんだ。


一見、聞き分けのない子どものように思えるけど、一人さんにとっ てはそんな「自分を愛している」子どもは優等生だよ。


親はね、子どもを信じて見守るだけでいいんだよ。


そして、好きなことをさせてあげな。


自由にさせてあげるんだよ。


今は、スマートフォンがあるから、すぐに知りたいことを調べられ るし、何でも学ぶことができる。


スマートフォン一つあるだけで、東大生より多い知識を持つことができるんだ。


そういう時代になってきているからね、学校に行かなくても、勉強 しなくても、親は心配することはないの。


子どもを信じて自由にさせてあげることだよ。


そして、コントロールしようとしないことです。


それより、親は自分が楽しむことだよ。


子どもより、パートナー より、自分を大事にしてあげるんです。


それが、子どものためにも、 パートナーのためにもなるからね。


名誉なことでも、やりたくないことはやらなくていい。


長者番付に名前が出た頃、何度か「国会議員になりませんか?」っ て、お誘いをいただくことがあったんだ。


もちろん、即座に断ったよ。


一人さんは、毎日会社へ行くのも好き じゃないんだから、議員なんかできないよ。


なにより、国会の中で、5分も座っていられないと思うんだ。


一人さんも、令和の子どもたちと同じで、イヤなことはできないんだよ。


でも、政治家になるため一人さんが演説をしているところを想像してみたら、楽しいなって笑えたんだ。


まずね、奥さんが壇上に立って、応援演説をする。


「この人は優し い人です」ってね。


次に一人さんの愛人がくるんだよ。


愛人も「とっ ても頼りになります」って応援してくれる。


そのあとは、愛人の旦那 さんが壇上に立つ。


「この人は立派な人です」って言ってくれるんだ (笑)。


愛人の子どもや別の愛人も現れて、一人さんを次々とほめてくれる。


「敵対する人にも、応援してもらえるような魅力的な人だ」「どんな 人にも愛されるスゴイ人だ」と話題になって、当選するんだけど、一 人さんはじっと座っていられないから、当選したその日に辞めちゃうの。


なかなか楽しい妄想でしょ?


令和時代、イヤなことは、何一つしなくていいよ。


無理するより、自分の好きなことをやることだよね。






以上♡


📖斎藤一人著『 愛とゆるし』購入者特典より