一人さん龍神様を語る

すべての生命の源は龍神様なんだ



古来、日本では、霊験あらたかな神様として龍神様が信仰されてきました。

そのなかでも最高神として崇められてきたのが、「八大龍王」です。
八大龍王とは、ものすごく格の高い神様です。

宇宙を創造した大いなる神様(=エネルギー)の使いとして、地球が誕生したときから、ずっと私たちを守り続けてくれている存在なんです。

龍神様のご加護を受けることは、全宇宙のエネルギーを味方につけるということ。

だから、龍神様にかわいがられた人は、想像もつかないほどツキに恵まれるんだ。


みんなもいろんな物語やアニメなんかを通じて知っているかもしれないけど、龍は海や川などの水辺に棲む生き物として知られています。

もっと言うと、龍は水から生まれたとも言い伝えられているんです。

つまり、龍神様は「水」と深い関わりがるということ。

龍神様は、この世のエネルギーそのものであると同時に、「水神」でもあるんだよね。

水神は、乾いた大地に雨を降らせて豊かな実りをもたらしたり、洪水を防いで私たちの命を守ったりしてくれます。

水は、すべての生命の源。

そういう意味でも、昔から、龍神様に守られている人は強運の持ち主とされてきたわけです。



龍神様が〝無限の福〟をもたらすよ



八大龍王という名前を見てもわかる通り、龍神様は数字の「8」と関係があります。

この「8」という数字は、8神(8柱の神様)が1柱の大神となったことを表しているとも言われますが、一人さんは「無限」を意味すると考えているの。

まず「8」を横に倒すと、無限を意味する記号「∞」になる。

それから漢数字にしたときの「八」が末広がりを表すことからも「8」は無限の福を意味することがわかるよね。


龍神様とは切っても切れない関係にある水もまた、無限の象徴です。

なぜなら、水は永遠に循環し続けるから。

水は天から雨によってもたらされ、川となり、地上を潤しながら海に注がれます。

その過程で蒸発し、天に還ると雲になって雨を降らし、再び大地に降り注ぐ。

こうしてぐるぐる回りながら、常に新しい真水が作り続けている。

まさに命の源である、エネルギーの循環を表しているんだよね。わかるかな?


龍神様は、宇宙の四方八方にエネルギーをもたらして命を創造し、その命を守り育んでくれる存在。

私たちに、無限の福をもたらす神なんだ。



龍神様と縁の深い水は平和の象徴なんだ



龍神様は、助け合いと平和の象徴でもあるんだよね。

それは、龍神様と関係の深い「水」を見てもわかります。

水って目の前に障害物があると、その障害物をスーッと避けるでしょう?

川のなかに大きな岩があれば、それを避けて流れる。

蒸発した水が集まって雲になっても、山にぶつかれば避けるし、飛行機が飛んでいっても避けてくれる。

高いところから低いほうへ流れ、窪地があればそこに湖や池を作る。

水は、どんな形にでも順応するんだよね。

すごく柔軟なの。


それでいて、いくら切り離しても、すぐにまたもとに戻るという強さもあります。

平和とは、柔軟さと強さを併せ持っていなければ成しえないもの。

まさに、水は平和の象徴なんだよね。

雨が降って地上を潤し、また天に昇って雨になる・・・という循環を粛々と繰り返しているさまも、平和のイメージじゃないかな。

と一人さんは思っています。



日本は〝龍の国〟だって知ってるかい?



日本という国は、世界でも群を抜いて豊かな水に恵まれています。

日本には、川のない都道府県はありません。

都会だろうと田舎だろうと、大なり小なり川があるし、ちょっと地面を掘れば井戸水が出る。

「この辺りは水がないから住めない」という地域はないんだよね。

それはなぜかというと、日本が〝龍の国〟だからです。

水に恵まれているのは、龍神様に守られている証拠なの。

それとね、日本地図をよく見てごらん。

龍の形をしているのがわかるでしょう?

これは単なる偶然ではなく、日本が龍の国であることを示しているんだよね。


ただ最近は、大型の台風やなんかで大雨が降ることが増え、あちこちで河川が氾濫しやすくなっています。

そのせいで洪水が起きると、日本中に川が張り巡らされていることに恐怖を感じる人もいる。

確かに、普通に考えたら、嵐は迷惑でしかないだろうね。

だけど嵐が起きるのも、それが必要だからです。


水は、太陽が当たると蒸気になります。

〝気〟が抜けるんだよね。

気って何かというと、エネルギーのことなの。

エネルギーが滞ってしまうと、そこはケガレチ(気枯れ地)となり、私たち人間や動植物の命はもちろん、地球の命も枯らしてしまうんだよね。

人間も動物も、血液の循環が滞ると病気になります。

それと同じように、地球もエネルギーが滞ると元気が無くなっちゃうんです。

地球の元気がなくなるとどうなるんですかって、天災が増えたり、気候がおかしくなったりして、自然が壊れるの。

当然、生物は生きられなくなる。

地球の元気がなくなるって、ものすごく怖いことなんだよ。


そうならないようにエネルギーを循環させるのが、台風などの嵐なの。

嵐によって海がかき混ぜられると、海のなかで大きなエネルギーが生まれ、また気が巡り始める。

そうやって命が守られているんです。

だから、日照りが続いて地上からたくさん気が抜けてしまうと、その分、大きな嵐が起きたり、大雨が降ったりする。

このエネルギーを循環させる役割を担っているのが、龍神様なんだ。

つまり龍神様は、天候の神様でもあるわけです。

神話でもね、太陽の神様である天照大神の弟は、須佐之男命という嵐の神様なの。

このことからも、太陽と嵐がセットでなければ地球で命を育むことはできないということがわかります。

現代人のほとんどは、嵐が神様だなんて思わないだろうけど、昔の人はこうした神話やなんかを通じて、嵐が来ないと海が死んでしまう、山が死んでしまう、川が死んでしまうってことを当たり前に知っていたんだ。



「昇り龍」だけじゃなく「下り龍」も大事だよ


海の水が蒸発して天に昇る。そのエネルギーを「昇り龍」と言います。

反対に、天から雨となって降りてくる水のエネルギーを「下り龍」と言うんだよね。

で、水が常に循環しているということは、昇り龍と下り龍も、休むことなく無限に巡り続けているってことなの。そうじゃなきゃいけないんだよね。

下り龍っていうと、まるで運気が落ちるみたいなイメージを持っている人もいるけど、実はそうじゃない。

昇ったエネルギーは、下がらなきゃ循環しません。

昇りっぱなしじゃエネルギーが循環しないから、下り龍も、昇り龍と同じように大事なんだ。


そもそも日本の神様は、天に昇りっぱなしじゃないんです。

外国の神様は、天に昇ったらそれで終わりということが多いけど、日本の神様はときおり地上に降りて人を導くんだよね。

天から降りてこない神様だと遠く感じるから、手の届かない存在として崇めるだけになっちゃうの。でも私たちの住む世界まで降りてきてくれる神様って、すごく身近に感じるし、親しみもわくよね。

それが日本の神様のいちばんの特徴であり、だから一人さんは日本の神様が大好きなの。

昇り龍と下り龍がもたらすエネルギーの循環は、こうした日本特有の神様に通じることでもあるんだ。






〜中略〜




無邪気さを持った人が周囲も幸せにするよ


神様って、みんなすごく魅力的なんです。

観音様みたいに美しい神様もいれば、不動明王のように力強さが魅力の神様もいる。

そのなかで、龍神様って抜群にかっこいいんだよね。

だから、アニメやなんかでもよく登場するんだろうけど。

それでいて、すごくユーモアもあるの。

龍神様は、おもしろいことや楽しいことがとにかく大好きで・・・つまるところ、無邪気に遊ぶことが大好きなんです。


一人さんの言う無邪気さというのは、「こうしなきゃいけない」「これはダメ」みたいな決めつけで自分をがんじがらめにせず、自由に生きること。

我慢や苦労する必要はなく、好きなことをして楽しく生きるのが、幸せに続く真の道だと知っていることを、無邪気と言っているんです。

龍神様は、「ねばならない」とは反対の神様なんだ。

でね、楽しいことをしたって、人に迷惑をかけるわけじゃない。

あなたが好きなことを楽しめば、その姿を見た人も、つられて笑顔になるから。

あなたが無邪気で自由になれば、周りに迷惑をかけるどころか、むしろどんどん幸せを広げられるんだ。